『このミステリーがすごい!2024』
一年が経つのは早いですね。
今年も宝島社から『このミステリーがすごい!』が発売されました。
さっそく買ってきましたよ!
今年もSNSでたくさんの作品が話題になりましたね。
私がこっそり選んだ作品は入っているかしら。
『名探偵コナン』は連載30周年ですって!
私が小学生の頃に始まったから、確かにそのくらいか…(風邪を引いて学校を休むと、母親がコナンを一冊買ってきてくれたな。懐かしい。)
東野圭吾さんも同じ時期のデビューだそうで。
お二人の対談、とても面白いです。
他にも、京極夏彦さんの作家30周年記念インタビューや人気作家69名に聞く新作情報&エッセイなどなど。
読み応え抜群です♪
さてさて、肝心の2024年のランキングですが、国内作品の1位は、、、
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可燃物/米澤穂信さん
でした!
たくさんの作品を書かれている米澤さんですが、今回が初めての警察ミステリーだそうで、面白いとは聞いていましたが未読な私。
ミステリー系のランキングの1位の作品は読んでいきたいので買ってきました!
早々に読みたいと思います!
海外部門の1位は、、、
頬に哀しみを刻め/S・A・コスビー
です!
私の予想は『ナイフをひねれば』か『卒業生には向かない真実』だったので残念。
こちらも読んでみたいと思ったのですが、人種差別を含む作品のようで、今の私には無理そうだったので諦めました。
また機会があれば。
その他、ベスト10以下それぞれ30位くらいまで載っているので、これから読む作品の参考にしていきたいです。
最後にとても気になったんですが、宝島社文庫から『このミステリーがすごい!』公式ミステリー読書ノートなるものが発売になるみたいなんです。
12月6日、660円。
めっちゃ気になる・・・。
読書レベル
今まで読書(ここでは小説)をずーっとしてきたわけではなく、ブームがあって、1度目は20代前半の2、3年、それから10年ほど空いて2度目は去年の夏から今くらいしか読んでないんですよね。
(中学の時に、朝の10分間読書なるものがあったんだけど、毎日同じ本をただ“眺める“だけというものでした。もったいない)
もともと漫画は好きだったので、学生の頃から本屋さんにはずっと通っていたんですが。
で、
今回のブームが来た時に思ったんです。
確実に、前回より物語に没頭できてるな、と!
(本当に嬉しいので、大きめの声で言いたい!)
2回目のブームが来て1.2ヶ月した頃に気がついて、自分なりに何でなんだろう?と考えてみました。
前回は、正直『かっこいい>読書』だったんです。
本を読んでる人ってかっこよくないですか?
私もそうゆう人になりたいって願望だけで読んでいたんです。
でも今回は『かっこいい<読書』で、面白いから読むになっていたんです。
前回よりも人生それなりにいろいろ経験して、物語のキャラクターの心の動きとか、状況を理解出来るようになったんじゃないかなと思います。
勝手にこれを読書レベルと呼んでいて、読書レベルが上がったんだなと思っています。
いろんな物語を読んでみたいし、難しい本にもチャレンジしてみたいので、これからも読書を続けて、読書レベルを上げていきたいです。
残りの人生、あとどのくらいの本に出会えるのかなぁ。
『椿ノ恋文』
小川糸/幻冬舎
あらすじ
「ツバキ文具店」シリーズ第3弾。
鎌倉の小高い山の麓で、代書屋を営む鳩子。
家事と育児に奮闘中の彼女は、いよいよ代書屋を再開することに。
かわいいQPちゃんに反抗期が訪れたり、亡き先代の秘められた恋が発覚したり、新しく越してきたお隣さんに悩まされたり・・・。
代書屋としても、母親としても、少し成長した鳩子に会いに来てください。
代書屋
「代書屋」ってすごいですね。
わたしは、この「ツバキ文具店」シリーズに出合って初めて知りました。
代書屋は、本人の代理で書類や手紙などの代筆を行う職業で、鳩子は先代のお店を受け継いで、依頼人に代わり手紙を書いています。
代書屋の仕事は、ただ代筆をするだけではありません。
まず便箋を選ぶところから始まります。
状況によって、かわいい便箋を選んだり、罫線だけのシンプルなものを選んだり・・・
便箋が決まったら、今度は筆記具。
万年筆やボールペンなど依頼によって変えていきます。
これらが決まったら、依頼主の性格などを話しながら探っていき、相手にどう伝えるのが一番いいのかを考え文章を決めていきます。
もちろん、字体も依頼主の字に似せて書くのです。
この一通の手紙で、依頼主と相手の今後の関係が決まると言っても過言ではないので責任は重大です。
本当にすごい仕事だと思います。
そんなすごい仕事をしている鳩子ですが、今回は中学生になった娘のQPちゃんが反抗期に入り、口も聞いてもらえず(他の家族とは話しているのに)、どうして?と悲しい気持ちになったり、知らない人が訪ねてきたかと思えば、先代に妻子ある男性と恋愛をしていたという話をされたり。
あの、厳しい先代に。
作品を通してのテーマは「トキクスリ」かなと。
つらいことも時間が解決してくれる。
それと、個人的にこの作品の好きなところはキャラクターのあだ名。
小川さんのあだ名のセンス、最高です。
今回も、クスッと笑えるあだ名が出てくるので、そのあたりも見どころです。
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しおりのこと。
こんにちは!
やっとストーブとホットカーペットを出したsakuraです。
早速ですが、みなさんはどんな「しおり」を使っていますか?
本に元々ついているもの。
本屋さんで無料でもらえるもの。
買ったもの。
作ったもの。
などなど。
いろんなしおりがありますよね。
わたしも今までいろいろ使ってきましたが、一番良かったのは一周回って「本に挟まっている新刊案内の冊子」です。
え?と思われるかもしれませんが、結局なんだかんだ飽きずに使えるのはあの冊子なんですよね。
大きさもちょうどいいし、読書のちょっとした息抜きに冊子を見て(あ、面白そう。今度本屋に行ったとき探してみよう)なんて思ったり。
意外と冊子をしおりにしている人は多いんじゃなかな。
まあ、これもブームなので「今」そう思っているだけで、いつ「自分で作ったしおりが一番!」となるかはわかりませんが・・・
飽き性のわたしが時々考える問題なので少し書いてみました。
積読してますか?
こんにちは!
突然ですが、みなさん積読はありますか?
今回は、わたしの愛すべき積読たちをご紹介したいと思います。
まずはこちら。
本棚の一角を積読コーナーにしています。
あえてのランダム置き。
シリーズ物は、1巻から順に読みたい人で、いつでも次の巻が読めるように買っておいています。
何年も前に買った本から最近買った本までいろいろ並んでいます。
解説目録は、持っているとカッコイイかなという邪な気持ちでもらってきました。
(見たのはもらってすぐの数回のみ)
そしてこちら。
机の上です。
ただでさえ奥行きのない机なのに本を置くという。
他の作業がしづらい。
海外小説にも興味が出てきたので、少しずつ読んでいます。
今まで本棚の積読コーナーに収まる数しか積読しないぞと頑張ってきたのに、今年の夏は読書欲がすごく夏だけでこれだけ積んでしまいました。
ただ、読書欲がすごいと言っても、読書ペースは遅いので全く消化できていませんが。
これでわたしの積読は全てです。
結果
全部で68冊でした。
みなさんと比べて多いですか?少ないですか?
月4.5冊しか読めない私としては、68冊読むのに1年以上かかるのかと思うととても恐ろしい。
でも、
本屋にも行きたい。
新しい話題の本も読みたい。
昔の作品も読みたい。
たぶん積読がなくなることはないと思いますが、そこはあまり深く考えず、どんどん読んでいこうと思います。
とりあえず、この冬はこの子たちを読んでいこうと思います。
読書初心者さんにおすすめのミステリ3選
こんにちは!
最近やっと涼しくなってきて読書がすすむ季節になりましたね。
先日、神保町のブックフェスティバルに行って来たのですが、一緒に行った普段全く読書をしない甥っ子が「読書してみようかな」って言ったんです!
・・・うれしい!
私の周りには読書をする人がいなくて、正直寂しかったんです。
(唯一母が読書をするのですが、ジャンルが違うので話が合わず・・・)
そこで、ミステリ大好きな私が『甥っ子(読書初心者)にオススメする本』を選んでみようと思います!
☆1冊目☆
これは言わずもがなですね。
ミステリランキングには必ず入ってくる超有名作。
私もこの作品で、ミステリにハマりました。
衝撃のアノ一文。
今でも忘れられません・・・。
欲を言えばシリーズで読んでもらいたい。
☆2冊目☆
≪方舟/夕木春央≫ 講談社
去年SNSで「あらすじを話せない」と話題になりました。
内容が複雑ではないのでわかりやすく、読書初心者でも読みやすいと思います。
が!絶対に騙されるはず!
キレイに投げ飛ばされる感覚。
これ、騙されずに読める人いるのかしら?
☆3冊目☆
≪いけない/道尾秀介≫ 文春文庫
4章からなる連作短編集。
それぞれの章のラストに写真があり、文章ではわからなかった‘’真実‘’が明らかになるという新しい形のミステリ。
短編なので、少しずつ衝撃を受けながら読み進められるかなと思い選びました。
写真を見た瞬間は「?」→写真を見つめてその章のことを思い出す→「!!」に変わる瞬間の爽快感と恐怖。
道尾秀介さんは、他にも有名な作品がたくさんあるので読んでほしい。
いかがだったでしょうか。
ミステリは、起承転結がハッキリしていて最後に驚きがあるので面白いですよね!
みなさんのオススメミステリはなんでしょうか。
この作品をきっかけに読書にハマってもらえればなと思います。
十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫) [ 綾辻 行人 ] 価格:946円 |
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